高く売れるのはココ! 本当におすすめな骨董品の買取業者比較 決定版

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香道具・香木

香道具は、日本に古くからある伝統的な香道という芸道に使われる道具です。

香道具・香木とは

今でもお香を焚いて楽しむ人たちはたくさんいますが、昔は聞香といって香木そのものの香りを聞いて(嗅いで)楽しむものと、組香といって香りを聞き分けて遊ぶものがありました。

はじまりは室町時代に遡り、御家流と志野流の2つの流派を中心としてさまざまな流派があったとされています。香道具には主に「香炉」と「七ツ道具=銀葉挟・香じ・香匙・鶯・羽箒・火じ・灰押」と呼ばれるものがあります。それ以外にも盆や箱、敷物や紙などさまざまな道具を使います。

また、香木はもともと香りを持った木のことで、薄く削り温めて香りを立てて楽しむとされています。沈香や白檀などが良く知られており、特に白檀は仏具などにも使われることが多いようです。

≪代表的な作品≫

<香道具>

■野々村仁清『色絵雉香炉

■井上萬二『白磁香炉

<香木の種類>

伽羅

沈香

白檀

香道具・香木の買取事例とその知識

香道具 買取価格不明

・名称:九谷焼香炉

・年:1900年代半ば~2000年代初頭(昭和~平成時代)

・作家:三代目徳田八十吉

・特徴:目に入った瞬間に引き付けられる紺碧色の香炉。鮮やかな配色と柔らかく華奢なようでどことなく力強さを感じさせるフォルム、そして蓋に配されたモチーフは九谷焼の粋を集めた逸品です。三代目徳田八十吉は重要無形文化財であり人間国宝にも選ばれた九谷焼の陶工です。保存状態も大変よく共箱には作者の銘も入り最上級品として買取したものです。 

香道具 買取価格不明

・名称: 香炉(濁手葡萄文)

・年:1900年代半ば~2000年代初頭(昭和~平成時代)

・作家:14代目柿右衛門

・特徴:有田焼独特の白地に白と赤の葡萄が描かれた作品です。地には、濁手と呼ばれる乳白色に近い白身の素地のことを指し、柿右衛門独特の色合いとされています。米の研ぎ汁のような温かい色とされ独自に配合された材料を使い、柿右衛門の描く柄が最も映える色とされています。14代目柿右衛門は人間国宝に認定された名工です。

高価買取のポイント

香道具の価値は、まずその美しい装飾や文様にあります。昔の職人の技は現代でもなかなか再現することができないほどの高い質であり、精巧な文様の入ったものは当然値が上がります

次に、香道具の年代によって価値は大きく異なります。香道具そのものは現在も制作されているため古いものはなかなかお目にかかることはできません。年代物でかつ保存状態のよいものは高く買取されます。

香木は本物かどうかによって価値が決まります。大きさや質にもよりますが、当然大きなものの方が価格は高くなります。

また、香木にはいろいろな種類があり、中には希少価値の高いものもあります。例えば、同じ種類の香木でも産地によっては希少で上質とされるものもありますので、持ち込みの際に少しだけ削り取って鑑定を行うことがほとんどです。現在は、天然のものはなかなか手に入らないため高い値がつきます。香木に宗家や家元の銘が入っていると高く評価されます。

見分け方

香道具は、蒔絵に厚みがない、あるいは全体にてかてかと艶がありすぎるなど、専門家がみると本物かどうかの見極めができますが、慣れない人には難しいでしょう。

現代物もあるため、その価値の真偽はプロに任せた方がよさそうです。また香木については非常に偽物の多い世界です。本物を知らない人がほとんどなため、人工的に作られた偽物であってもそれを見分けるのは難しいですね。

上質のものは黒く重いとされていますが、これを慣れない人が見分けるのは至難の業です。

価値の根拠

香道は現在も大変な人気があり、香道そのものを知らない人でもアロマなどそれに近いものを楽しんでいます。

例えば、オークションなどで香道具が出てくると瞬く間に売れてしまうと言います。それほど人気の高い香道具ですので、昔のものとなると、さらに美術品として価値も高くその人気の理由もうなずけます。

また、香木は機械的科学的に生産するものではなく天然資源であるため、それを新たに見つけるのは困難です。大変貴重かつ希少なものであるがゆえに高い値で売買されるのです。